●納豆の歴史

納豆の概要

納豆は、大豆を発酵させた、独特の香りを持つ、加工食品です。主に2種類あり、 「糸引き納豆」と「唐納豆(寺納豆)」があるようです。

納豆の起こり

鎌倉時代、中国より伝えられたもの。大豆を煮て、食塩と混ぜ、こうじ菌を使って、 発酵させた「唐納豆」が始めのようです。

時代経過

室町時代:鎌倉時代と同じ唐納豆が、お寺などで、精進料理として、 よく食べられていたようです。作り方は、煮た大豆を、こうじ菌で発酵させ、さらに、塩水の中で、 熟成させ、香りをつけて、干したもので、唐納豆、寺納豆と呼ばれていたようです。

江戸時代:よく煮た大豆を、わらで作った入れ物のような中へ、 大豆を入れ、40度ぐらいの温度で、一昼夜ほどおいて、発酵させたものが、この時代に始まったようです。 これは、今のものとほぼ同じもののようです。(わらには、納豆菌がついているらしく、納豆菌は、 たんぱく質を分解して、アミノ酸を作る働きがあるようです。)

現代:よく煮た大豆に、人工的に増殖させた納豆菌をふりかけ、 容器の中で、発酵させる、糸引き納豆が、最も多く、でまわっていると思います。


納豆の種類

糸引き納豆、ひきわり納豆、寺納豆(浜納豆)。

主な栄養素

糸ひき納豆には、ビタミンK、銅、パントテン酸が多いようです。   



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食べ物の歴史

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