●すしの歴史
すしの概要
すしとは、酢と調味料と、ごはんを混ぜたものに、魚などをのせたり混ぜたりしたもの。 寿司と書くのは、当て字だそうで、「鮨」、「鮓」、が正しいようです。すしの起こり
奈良時代に、鳥や魚、貝などの肉を、生のまま、塩漬けにしたものが、始まりのようです。 いわゆる、塩辛の類で、調味料として使っていたようです(にくびしお)。時代経過
奈良時代:魚などの生肉を塩漬けし、ごはんの間につけておく。数日たつと、
ごはんが発酵して、すっぱくなるので、このすっぱくなった魚の肉を食べていたようです。
ごはんは食べなかったようです。これは、肉を長く保存させる為の一つの方法だったようです。
安土桃山時代:酢が作られるようになり、ごはんに酢をまぜ、
早く酢となじむようになったものを食べていたようです。
江戸時代:大阪では、すし屋があらわれ、酢のごはんの上に、 魚をのせて、一晩つけたものを、ごはんと一緒に、食べていたようです。このあたりから、 今のすしに近いものになっていったようです。江戸にも、数件すし屋ができたようです。 こはだ(このしろ)のすしがあったようです。又、油揚げで包んだ「いなり寿司」もこのころ から、あったようです。江戸時代中期(1780年頃)以降、江戸には、すし屋が、非常に多くあったようです。 握りずしは、1820年頃から、江戸で、与兵衛によって、始められたようです。 海苔巻もこの頃からあったようです。